はじめに
人生、100年時代・・健康に長生きするということは
人生を楽しむ上でも重要なキーワードになります。
もしかすると、あなたも、
なんとなく身体がだるい、眠れない、イライラするといった身体の不調。
一度は経験があるのではないでしょうか?
特に季節の変わり目や生活環境の変化に
そんな症状を感じたとすれば、それは自律神経が乱れているサインかもしれません。
今回は自律神経の乱れの原因、症状、そして整え方を詳しく説明していきます。
この記事を最後まで読むと、自律神経の基礎知識から
自律神経のバランスを整えることで、身体と心の健康をサポートし、
より充実した生活を送ることができます。
自律神経の基本知識「キホンのキ」
そもそも、「自律神経について、よく知らない。。」
「聞いたことはあるけど、しっくりこない」という方もいると思います。
ここでは、自律神経の基礎的な知識を解説します。
自律神経とは?
自律神経とは、自分の意思とは関係なく自動的に働く神経のことです。
そして、呼吸・循環・消化・生殖・排泄など
生命維持に必要な機能を調節してくれます。
例えば、心臓や胃などの体の内側の臓器は自動的に働くため、
自分の意思で機能を強化的に止めたりできませんよね・・・。
その逆に、腕や足などの筋肉・関節は
自分の意思で動かすことができます。
これは体性神経と言います。
そして、覚えておきたい自律神経には、2つの神経があります。
それが、「交感神経」と「副交感神経」です。
自律神経の働きとは?
自律神経は交感神経と副交感神経の2つの神経から構成されています。
交感神経は、体の状態を「戦闘または逃走」モードに切り替えるための神経系です。
具体的には、心拍数や血圧を上昇させ、活動するとき優位に働く神経です。
一方で、
副交感神経は「休息と回復」モードを担当し、心拍数や血圧を安定させ、消化を促進します。
例えば、睡眠中やリラックスしているときは、副交感神経が優位に優位に働く神経です。
どうして、自律神経は必要なのか?
「自分の意思で調節できな自律神経って何のために自律神経は必要なの?」
このように疑問に感じる方もいらっしゃると思います。
自律神経が必要な理由とは、
人の身体には生命を維持するために、身体の状態を一定に保とうとする機能があります。
それをホメオスタシス(恒常性)とも言います。
私たちが生きている地球は常に環境が変化します。
朝・昼・夜で温度・湿度・日光量など、、、
この変化を外部環境の変化と言います。
人間は、外部の環境が変化しても、自分の内部環境(内臓や血液など)を
一定の数値に保つことで生きることができます。
例えば、真夏で外が39℃以上の猛暑日でも、
体温は35~37度くらいで保たれますよね?
自律神経の働きには、他には内分泌(ホルモン分泌)や免疫という機能があります。
この機能は、自動的に人間の生命を維持しています。
自律神経の乱れたときの症状
自律神経が乱れて現れる症状は、人によってさまざまです。
なぜなら、自律神経は肉体的にも精神的にも重要な働きをしている神経だからです。
自律神経の乱れ症状を精神的症状と、身体的症状の2つに分けて説明していきます
身体的症状例
身体的症状は、体のあらゆる部分に何かしらの異常が起きます。
- めまい・耳鳴り
- 立ちくらみ
- 息切れ
- 慢性的なだるさ
- 便秘・下痢
- 手足の震え・痺れ
- 睡眠の質の低下
- 肩こり・頭痛
精神的な症状例
精神的症状は、パニック障害・不安障害・不安神経症などと症状が似ています。
- イライラ
- 不安感
- 落ち着きが無い
- 情緒不安定
- やる気が起きない
- 緊張状態
これらの症状が一時的ではなく慢性的に発生します。
ご自身の症状に該当しないか、チェックしてみましょう。
自律神経の乱れの原因
ストレス
自律神経の乱れの主要な原因の1つはストレスです。
仕事のプレッシャー、季節の変わり目、人間関係の問題、経済的な不安など、
私たちは知らず、知らずのうちに、いろんなストレスを日常生活で受けています。
例えば、緊張してトイレが近くなったり、心臓がドキドキしたり、汗をかいたりといった状態は、
緊張というストレスを感じて自律神経が活発に働いた結果によるものです。
適度なストレスは緊張感を上げ集中力を高める良い効果が期待できますが、
感じるストレスが多すぎると不安や悩みが大きくなり、自律神経が乱れやすくなるのです。
さらに、長期間にわたるストレスは、自律神経の働きを低下させる可能性があります。
ストレスは自律神経の乱れの主要な原因の1つです。
自律神経を乱さないためにも日常生活でのストレス管理が重要です。
バランスの取れた生活習慣やストレス軽減の方法を取り入れることで、自律神経の健康を維持することができます。
不健康な生活習慣
不規則な生活も、自律神経が乱れる原因となります。
無理なダイエットや不規則な食生活、そして過度な運動や不足する睡眠など、
不健康な生活習慣は自律神経に負担をかけます。
なぜなら、私たちの身体は一定のリズムをもって生活しており、それに合わせて自律神経が働くことで
常に健康的な状態を保っているからです。
起きているときには主に交感神経、寝ている時には副交感神経が働き、1日のリズムを作っています。
しかし、夜更かしや偏った食生活など不健康な生活を続けていると、
身体のリズムが崩れて交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなります。
不健康な生活習慣は自律神経の乱れを引き起こし、身体と心身の健康に悪影響を与える可能性があります。
バランスの取れた食生活や適切な運動、そして充足な睡眠を確保することが重要です。
自律神経の乱れに対する対処法
ストレス管理でストレスを軽減
自律神経が乱れやすい方の中には、ストレスが蓄積されて精神的に大きなダメージを受けている方も多いです。
ストレス管理は自律神経の乱れを軽減し、身体と心の健康を維持するための重要な対処方法です。
ストレスは自律神経の乱れの主要な原因の1つであり、
適切なストレス管理は自律神経のバランスを回復させるのに役立ちます。
例えば、どんな方法でストレスを軽減できるのでしょうか?
- マインドフルネス瞑想や深呼吸
マインドフルネス瞑想や深呼吸は、心と身体の緊張を緩和し、ストレスレベルを下げるのに効果があります。
これらの実践は、日常生活の中で簡単に取り入れることができ、自律神経のバランスを回復させるのに役立ちます。 - ストレス軽減のための趣味やリラックス法
ストレスを軽減するためには、趣味やリラックス法を取り入れることが重要です。
例えば、読書、ガーデニング、ヨガ、音楽鑑賞などの活動は、心を落ち着かせ、ストレス解消するのに役立ちます。
自律神経の乱れに対する対処法の1つとして、ストレス管理は重要な役割を果たします。
マインドフルネス瞑想や深呼吸の実践、そしてストレス軽減のための自分の好きな趣味やリラックス法を取り入れることで、自律神経のバランスを回復させ、ストレスによって病気が再発するリスクを下げる効果もあります。
健康的な生活習慣を心がけよう
生活習慣の見直しは、自分で行える有効な治し方の一つです。
交感神経が活発に働く日中はよく体を動かし、副交感神経が働く夜には充分な睡眠をとりましょう。
規則正しい生活を送ることができれば、徐々に交感神経と副交感神経の切り替えがうまく行えるようになります。
- バランスの取れた食事と適切な運動
新鮮な果物や野菜、良質なタンパク質を含むバランスの取れた食事は、身体に必要な栄養素を提供し、自律神経の機能を支えます。
適度な運動は、血流を改善し、ストレスホルモンの分泌を抑える助けになるでしょう。 - 睡眠の質の向上と規則正しい生活
良質な睡眠は、身体と心のリフレッシュに重要です。規則正しい睡眠スケジュールを維持し、快適な睡眠環境を整えることで、自律神経のバランスをサポートします。
健康的な生活習慣は、自律神経のバランスを改善し、身体と心の健康を促進します。バランスの取れた食事や適切な運動、そして良質な睡眠と規則正しい生活リズムの確保は、自律神経の乱れに対する有効な対処法となります。
リラックス効果のあるアクティビティ
ヨガやアロマセラピーなどのリラックス法やストレス軽減法を取り入れることは、
自律神経のバランスを回復し、身体と心の健康をサポートするための効果的な方法です。
ヨガやアロマセラピーは、リラックス状態を促進し、ストレスレベルを下げることができます。
これらの実践は、交感神経と副交感神経のバランスを調整し、自律神経の乱れを改善するのに役立ちます。
溜まったストレスを解消できるような行動を生活に取り入れることが大事です。
- ヨガ
ヨガは、呼吸法やポーズを通じて身体と心をリラックスさせる効果があります。
特に、瞑想や深いストレッチを組み合わせたヨガは、ストレスを軽減し、自律神経のバランスを回復するのに役立ちます。 - アロマセラピー
アロマセラピーは、香りの精油を使ってリラックスや癒しを増進する方法です。
ラベンダーやユーカリなどの香りは、リラックス効果があり、ストレスを和らげることができます。
ヨガやアロマセラピーなどのリラックス法やストレス軽減法を取り入れることは、自律神経のバランスを改善し、身体と心の健康をサポートするために有効です。
これらの実践を日常生活に取り入れることで、自律神経の乱れに対処し、より健康的でバランスの取れた生活を送ることができます。
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自律神経の乱れを改善するための習慣
この記事では、自律神経の乱れの原因と対処法を紹介しました。
自律神経の乱れは、生活のストレスや不健康な生活によって、引き起こされることがほとんどです。
症状も、人それぞれ
肉体的なものから精神的な症状まで多くあります。
自律神経の乱れを対処する方法としては、ストレス管理、健康的な生活習慣、
リラックス法を取り入れるがありましたね。
自律神経が乱れるのは、よくあることで対処を怠ると
人生の幸福度、充実感が軽減されてしましたす。
できるところから、実践してみてください。
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